合宿免許の卒業検定で落ちる確率は10%!落ちないために気をつけたい5つのこと
- 2021.11.08
- 運転免許豆知識
合宿免許の最終試験である卒業検定(卒検)。
日程的にもう後がないと思うと、焦りますよね。
「本当に1度で受かるんだろうか」
「合格のためには何をしたらいいんだろうか」
と、不安にお思いの方も多いかと思います。
そこで今回は、合宿免許の卒検で落ちる確率と、落ちないために気をつけたい5つのポイントについてご紹介していきます。
合宿免許の卒業検定で落ちる確率はわずか10%!延泊入れれば98%が合格!
合宿免許の卒検は、最短コースで落ちる確率がわずか10%!
つまり9割の人が合格しているということです。
また、延泊も含めれば合格率は98%以上と言われています。
合宿免許で卒業できずリタイアしてしまう人は、ほぼいないということですね。
合宿免許では、普段と違う特殊な環境で、2週間免許のことだけに専念できるので、集中して勉強でき、学んだ事柄も身に付きやすくなっています。
また、同じ目的を持った仲間と切磋琢磨しながら勉強するため、より合格率が高くなるようです。
したがって、普段の教習で学んだことをきちんと発揮できれば、ほとんどの人が合格できるようになっているので、そんなに心配することはありません。
しかし、それでもまだ不安という方のために、「卒検で落ちないために気をつけたい5つのこと」をご紹介しますので、参考にしてくださいね。
落ちないために気をつけたい5つのこと
1.リラックスして落ち着く
卒検で落ちる一番の理由は、緊張によって普段の教習ではできていたことが、できなくなってしまうことです。
合宿免許では、教習で走ったことがあるとはいえ、慣れない土地を走る緊張感もありますし、他の受検生の視線を意識して緊張してしまうということもあります。
それでも、卒検までにしっかり練習を積み重ねてきているのですから、とにかく自分に自信を持って、落ち着いて取り組むことが重要です。
教習で学んだことを、慌てず落ち着いていつも通りに運転すれば大丈夫なので、肩の力を抜いて、リラックスして受けましょう。
始まる前にできそうな、自分なりのリラックス法を見つけておくといいですね。
2.安全確認は教官に伝わるようにする
卒検だけではなく、車を運転する際には安全確認が重要です。
歩行者や自転車、障害物などを常に意識することや、右折時の巻き込み確認や進路変更の際の安全確認などにしっかりと気を配ることが必要です。
ここで、「適切に安全確認がされていない」と判断されると、1回につき10点が減点されてしまいます。
(合格ラインは70点以上)
したがって、卒検では、検定員に安全確認が伝わっているかどうかが大変重要です。
自分ではきちんと目視で確認しているつもりでも、検定員に伝わっていないと、安全確認されていないと判断されて減点されてしまいます。
大げさにでもしっかり顔を動かして、検定員から見てはっきりわかるように安全確認を行いましょう。
3.苦手は教習中に克服しておく
第一段階、第二段階と続く技能教習の中で、苦手なことが出てくるかもしれません。
大事なのは、苦手をそのままにしないことです。
せっかくプロに教わることができる貴重な時間ですので、苦手なことは教習中にしっかり確認して、克服しておきましょう。
卒検に合格するためには、日々の技能教習で
「運転技術をきちんと習得すること」
「免許を取った後も安全運転ができること」
という本来の目的をしっかり意識して受けることが大切です。
もし卒検でたまたま合格したとしても、実際に運転をして事故を起こしてしまったら、意味がありません。
4.体調を整えておく
卒検の前日は、緊張と不安で眠れないかもしれません。
しっかり食事を摂って、ゆっくり湯船に浸かり、リラックスして充分に眠れるようにしましょう。
睡眠不足や体調不良は、思考や判断を鈍らせるので、運転する際には体調をしっかり整えることが重要です。
5.最後まで諦めない
卒検中にミスをしてしまうと、パニックになったり、「もうダメだ!」と落ち込んでしまったりして、その後もうまく本来の力を発揮できず、思うように運転することができない方がいますが、最後まで諦めないことが重要です。
卒検となると、「完璧に運転しなければ」と思って焦ってしまいがちですが、実はそうでもありません。
卒検の合格ラインは70点とされているため、縁石に当たったり、エンストしたりしても、適切に対処すれば不合格にはならないのです。
したがって、仮にミスを複数回してしまったとしても、諦めず冷静に運転を続けることが大切です。
「不合格だと思っていたら受かっていた!」ということもあるので、途中で投げ出さないようにしましょう。
不安なら宿泊保証がついたプランも◎
ここまで、卒検に落ちないために気をつけたい5つのことを述べてきましたが、それでも受かるかどうか全く自信がない、という方は、合宿免許でも延泊が保証されているプランを選んでもいいでしょう。
本来ならば保証がないプランの方がコスパはいいのですが、もし落ちた場合には、追加料金がかかったり、延泊できずに他の教習所で再度受けなければならなくなったりすることもあります。
そのため、自分の安心材料として、延泊保障プランという選択肢もあることを覚えておきましょう。
五井自動車教習所の合宿免許プランでは、最短日数プラス3日間の宿泊保証もございます。
卒業後の安全運転が最も大事
卒検に合格することは、ゴールではありません。
むしろこれから始まるカーライフのスタートです。
大事なのは、卒検に合格することではなく、卒業後も安全運転ができることです。
技能不足なのにたまたま合格してしまうよりは、たとえ落ちたとしても、運転技能をしっかり習得して、合格後に安全運転ができることの方がよほど大事だと言えるでしょう。
そう考えると、卒検に落ちたとしてもマイナスに捉えず、むしろ足りないところが見つかってラッキー!というくらいのプラス思考で捉えることができます。
卒検は「教習所を卒業しても大丈夫かどうか(=路上で安全運転ができるかどうか」を確かめる場です。
リラックスしていつも通りの安全運転ができるように、しっかり心構えして臨みましょう。
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Author:小野尾 光 投稿一覧
1979年、五井自動車教習所に取締役として入社。
- 教習指導員資格保有
- 年間読書数200冊
- 千葉県船橋市出身
- 愛車はトヨタ エスクァイア マルチ ユーティリティ