AI教習車とは？ペーパードライバーが乗ってみた結果

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最近はAI（人工知能）技術の発展がすごいですが、皆さんはAIにどこまでご興味、関心がありますか？

ITの分野ではチャット型のAI「ChatGPT」の性能が大きな話題を生んでおり、自動車の業界でも自動運転の技術が年々進歩しており、交通社会に大きな変化が起こりそうなワクワク感がありますよね！

実は、我が自動車学校の業界にもAIが大きなを起こしそうなのです。。。

重大発表です。

今年10月度より、五井自動車教習所ではAIによる技能教習ができる教習車、その名も「AI教習車」を導入いたします！

AI教習車とは？

AI教習車とは、AIや自動運転の技術を活用して自動車学校での技能教習をサポートするシステムを搭載した教習車を指します。

AI教習車では、

• 運転指導：ドライバーの運転操作や安全確認の有無を評価し、改善のためのフィードバックを行う
• 危険予知・回避：周囲の交通や障害物への衝突リスクを検知し、緊急ブレーキなどの制御を行う

などの教習指導員（インストラクター）が担っている役割をAI教習車が代替することが可能。

AI教習車にペーパードライバーが実際に乗ってみた

では、そのAI教習車の安全性能や指導能力はどうなのか？

ここが皆さんが一番気になるところかと思いますので、今回は特別企画として東京都在住、ペーパードライバー歴9ヶ月の村田さんという方にAI教習車に試乗し、体験レポートを投稿頂きました。

AI教習車の体験レポート

こんにちは、ペーパードライバー歴9ヶ月の村田です。

私のドライバー歴を少しお話すると、、

• 20歳で普通車ATの免許を取る
• あまり運転をせず、25歳で失効（更新忘れ）
• 35歳で再び免許取得に挑戦し、普通車ATの免許を取る
• 36歳で再びペーパードライバー化

という感じで、いわば永遠のペーパードライバーとしての地位を確立しております。

今回はたまたまご縁があり、五井自動車教習所様のAI教習車に体験で乗らせて頂く機会がありましたので、体験レポートを寄稿したいと思います^^

①AI教習車に乗ってみた

AI教習車のビジュアルはこんな感じです。一見してきれいな新車の教習車にしか見えませんが、、

車の上部にはなんだか見慣れないUFOのような装置が搭載されておりました！

この装置で周囲の道路や交通状況、障害物などの情報を捉える事ができるようですね。

②走行開始

さあ、運転開始です。

もともとあまり運転する習慣がなかった上に、９ヶ月ぶりの運転なので大変ドキドキします。

落ち着いて呼吸を整え、ブレーキを踏みしめてギアをDに入れます。

③場内コースを走り、S字カーブやクランクにも挑戦

場内コースの走行（外周、内周）は案外危なげなく走行できたのではないかと思います。

しかし、その後の難所、S字カーブやクランクが壊滅的な結果に…

あれって、ハンドルを切るタイミングを誤ると結構簡単に脱輪しますよね笑

AI教習車の場合は脱輪寸前のところで障害物を検知しているのか、自動でブレーキがかかり、車を止めてくれます（まるでインストラクターさんの補助ブレーキのような感じです）。

数々の脱輪であっけなく動揺してしまった私は、その後の走行でも

• 後退
• 信号前での停止線超え（事実上の信号無視）
• 安全不確認

などのあってはならない失態を繰り返してしまったのでした…

わたくし村田の表情は完全に凍りついております…

③採点

数々の失敗を経ながらも時間は経過し、教習が終了しました。

結果はなんとマイナス105点！

100点満点からスタートし、減点方式で採点されていくのですが、安全運転の基本がなっていない事が浮き彫りとなり、大反省です。。。

点数はさておき、AI教習車はわずかな安全確認の動作不足なども的確にチェックできており、監視能力の高さにも驚かされます。

それにしても、ペーパードライバーって恐ろしいものです。

次もし運転する機会があれば、ペーパードライバー講習は絶対に受けてからにしようと思いました。

AI教習車の教習のすごさをぜひ体験してみてください

いかがでしたでしょうか？

こうしたAIを活かした技能教習やペーパードライバー講習は千葉県市原市の五井自動車教習所にて10月度より開始する予定です。

まだ免許を持っていない方も、免許を持っていても運転に不安がある方も、ぜひ機会があればAIを活用した教習を体験してみてくださいね！