フォークリフトオペレーターの就職活動や仕事の見つけ方

フォークリフトオペレーターの就職活動や仕事の見つけ方
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フォークリフトは荷物を運ぶ乗り物、というのはわかりますが、具体的にどこで働いているのか、どんな人が運転しているのか、知らない人も多いと思います。

今回は、フォークリフトを運転する仕事、フォークリフトオペレーターがどんな仕事をしているのか、仕事の魅力は何なのか、どう就職先を見つければいいのかについて解説していきます。

フォークリフトオペレーターに興味のある方は、参考にしてみてください。

→→フォークリフトの資格を取っていない方は市原技能講習センターへ

フォークリフトオペレーターの仕事とは?

フォークリフトを運転して、荷物を運搬したり、積み下ろししたりするのがフォークリフトオペレーターの仕事です。

倉庫などでは、荷物をパレットに乗せて管理しています。

フォークリフトは、車体前方のフォークをパレットに差し込んで、荷物を持ち上げて運搬します。

フォークリフトオペレーターは、倉庫や工場など、荷物の運搬が発生する現場で「入庫」と「出荷」の2つの作業を行うのが主な仕事です。

「入庫」は、倉庫や工場にトラックで運び込まれた荷物を、所定の保管場所にフォークリフトを使って移動する作業です。

一方で、「出荷」は、倉庫に管理されている荷物をトラックまで運ぶ作業です。

鉄道コンテナターミナルや、港湾など大規模な現場になると、大型のフォークリフトを使って、コンテナを貨物列車や船からトラックに積み替えたり、トラックからコンテナを貨物列車や船に積み替えたりする作業もフォークリフトオペレーターが担います。

フォークリフトオペレーターに必要な資格は?

フォークリフトを運転するためには「修了証」が必要です。

ただし、運転するフォークリフトの種類によって必要な修了証の種類は異なります。

作業能力が1トン未満のフォークリフトの場合は「特別教育修了証」、1トン以上の場合は「技能講習修了証」が必要です。

特別教育修了証

特別教育修了証は、法令で定められた時間と内容に従って講習を受講した後に、交付されます。

事業者が直接特別教育を実施するケースもありますが、特別教育を行っている機関や会社に依頼して実施することも多いようです。

受講内容は学科教育と実務教育が各6時間ずつです。

合計12時間の教育を受ければ、すぐにフォークリフトに乗ることができます。

技能講習修了証

「技能講習修了証」は、「フォークリフト運転技能講習修了証」という国家資格です。

登録機関は都道府県労働局ごとに決まっているので、各都道府県の労働局HPで確認しましょう。

講習時間は学科講習が11時間、実技講習が24時間です。

普通自動車以上の免許を持っている方は学科講習4時間が免除、大型特殊免許などを持っている方は、さらに実技講習の一部が免除される場合があります。

講習受講後には修了試験を受けて合格する必要があります。

また、フォークリフトで公道を走る場合は別途「小型特殊自動車」や「大型特殊」の免許が必要になるので、公道を走る可能性がある場合は、事前に取得しておきましょう。

フォークリフトオペレーターに向いている人は?

フォークリフトでは重い荷物を運び、時には高いところにある荷物を取り扱う場合もあります。

そのため、どんな時も安全と丁寧さを欠かさない几帳面な人が向いている仕事です。

自動車と同じく周りや安全に配慮することも必要ですし、作業量が多い現場では1日中フォークリフトの運転をすることもあるため、集中力が長く続くことも重要な資質と言えます。

力作業ではないため、比較的楽に思われがちですが、自動車の運転と同じく長時間の作業となるため、疲れが出やすく、自分の体調管理も重要です。

重い荷物を運んでいる上に、フォークリフト自体が重いため、気を抜いていると、生死に関わる事故を起こしてしまう可能性もあります。

実際にフォークリフトが倒れ、その下敷きになってしまう事故は全国各地で起きています。

こういったことからも、安全に常に配慮するきめ細やかさと、長時間の運転も気にならないような人がフォークリフトオペレーターに向いていると言えるでしょう。

フォークリフトオペレーターが活躍している職場は?

フォークリフトが活躍している現場としてまず挙げられるのが倉庫です。

トラックが運び込んだ荷物を所定の場所まで運び保管したり、保管していたものをトラックに積み込むことが、フォークリフトオペレーターの主な作業内容です。

荷物を運ぶといった点では、倉庫の他に、工場、港湾、鉄道コンテナターミナル、空港でも同じような作業を行います。

物流業界の他には、機材の運搬が求められる建築・解体現場、または産業廃棄物処理の現場などでも活躍しています。

フォークリフトオペレーターの魅力は?

フォークリフトオペレーターは、人間の手では運搬できないような重い荷物があるところであれば、資格一つでどの業界でも活躍できるという魅力があります。

具体的には次のような点が魅力です。

魅力1:求人が多い

荷物の運搬はどんな業界であっても発生するものです。

例えば、服、食品、家電……のように、違う業界ですがフォークリフトは必要になります。

また、宅配サービスの充実化によって倉庫の重要性は年々向上しています。

ロボットを使って荷物を仕分けることもありますが、トラックに積み込むことなど、まだ手動(フォークリフト)で行わなければいけないことも多いのが実情です。

そのため、フォークリフトオペレーターは幅広い業界での募集が行われており、求人が多いのが最大の魅力です。

また、荷物の運び込みの需要は年々高まっているため、将来性も高い職業と言えるでしょう。

魅力2:年齢・性別問わず働ける

フォークリフトオペレーターの仕事は、力仕事ではないため、腕力に自信が無い方でも十分こなすことが出来ます。

一般的な倉庫作業では、屈むことが多く、荷物も重いので腰に負担がかかる作業があります。

一方で、フォークリフトオペレーターは、車の運転と同じく集中力が必要になってきますが、体に過度な負担がかかることは少ない仕事です。

軽作業と比較すると給与も高く、定年まで長く続けやすい仕事であり、性別問わずに働けるのも魅力の1つです。

魅力3:資格があれば未経験でも就業できる

フォークリフトオペレーターは、様々な業種で需要が高く、資格さえあれば実務経験が無くても採用されやすい職業です。

正社員として働く他に、パートやアルバイト、派遣社員など非正規雇用で働く選択肢もできるので、家庭の事情に合わせて働けるのも魅力です。

フォークリフトオペレーターの仕事の見つけ方は?

仕事は、ハローワークや求人サイトなどで簡単に見つけることができます。

求人サイトを利用する場合、「フォークリフト」または「フォークリフトオペレーター」で検索をかけましょう。

行きたい業界が決まっているなら、検索の際に業界まで入力すれば自分好みの求人が見つかるはずです。

業界が決まっていない場合は複数の求人を見比べて、条件に合ったものに応募すると良いでしょう。

フォークリフトオペレーターの仕事が見つかる『免許でお仕事ドットコム』

フォークリフトオペレーターには様々な選択肢がある!

フォークリフトオペレーターについて、仕事内容や適正、魅力などをご紹介してきました。

フォークリフトオペレーターの仕事の最大のメリットは、求人数が多く将来性が高いことです。

働く場所は倉庫などですが、扱う荷物は様々で、今後も仕事が無くなっていくという可能性は低いと言えます。

様々な業界の倉庫作業に関わることができるので、自分に合ったものを選ぶことができ、転職したとしてもすぐに再就職できることでしょう。

手に職をつける、という意味であれば魅力的な仕事と言えます。興味のある方はぜひ、フォークリフトオペレーターを目指してみてはいかがでしょうか。

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